| 正樹: | どの辺が基本なんですか | 
| ごろぉ: | 始まって早々それは無いだろう | 
| 正樹: | というか、何故僕と貴方なんですか | 
| ごろぉ: | 最近、対話形式のやり取り減ってるし、あったとしてもはずなばっかりだし… 気が付いたら、お前とか消えてそうだったから…  | 
			
| 正樹: | …… | 
| ごろぉ: | おっと。 話それたな。 んじゃ、サクサク行くぞー  | 
			
| 正樹: | ええと…今回は米とウインナーを一緒に炊くんですね? | 
| ごろぉ: | そう。 それぞれ別々に調理したのでは面倒だし、洗い物も増える。 一緒に炊いちまえば労力も半分。 大変お得なのだ  | 
			
| ごろぉ: | 早速使用材料を説明しよう。 今回使用する材料 米…4合 ウインナーソーセージ(御殿場高原あらびきポーク)…1袋 ![]() 以上だ  | 
			
| 正樹: | 米4合に対して、多くないですか? ソーセージ | 
| ごろぉ: | まぁ、量は混ぜながら調整していこう。 では、早速調理に入るぞ  | 
			
| 正樹: | 調理って… 米磨いでソーセージ入れて炊くだけでしょう | 
| ごろぉ: | 愚か者。 お湯入れるだけのカップ麺やお茶漬けだって『調理例』とかあるだろうが。 いいから、米磨げ | 
| 正樹: | しかも、僕ですかい まぁ、良いですけど…  | 
			
| 正樹: | ![]() …はい。 磨げました  | 
			
| ごろぉ: | ご苦労。 では、ソーセージを投入する![]() …う〜ん…やはり、少し多いか…  | 
			
| 正樹: | …何か、『ソーセージ混ぜご飯』というか、『ご飯風ソーセージ』のような気も | 
| ごろぉ: | そこまでではあるまい。 さっさと投入してみろ | 
| 正樹: | はいはい | 
| 正樹: | ![]() …全部入れちゃいましたが  | 
			
| ごろぉ: | う〜む。 米見えなくなったな〜 | 
| 正樹: | ちょっと取り出して、次回に残しますか? | 
| ごろぉ: | や、このままでいいよ。 賞味期限ギリギリだしなー | 
| 正樹: | ………… | 
| ごろぉ: | スイッチオン!![]() …んじゃ、炊き上がるのを待つだけだな  | 
			
| 正樹: | そうですね… | 
| ごろぉ: | その前に、炊飯器の説明をしよう。 今回使用するのは、十数年我が実家に仕えていた古き良き物だ。 ![]() 実家に新たな炊飯器が新調されたので、貰ったのだ。 タイマーは付いているが、時間設定は出来ない。  | 
			
| 正樹: | えらく古い型ですね | 
| ごろぉ: | まぁな。 でも、物はしっかりしてて、中々使えるのだ | 
| : : : : :  | 
			|
| ごろぉ: | …さて、炊けたようだな | 
| 正樹: | ……何か、何とも言えぬ香りが漂ってますね | 
| ごろぉ: | う〜む…確かに。 今回はソーセージだから良いけど、匂いが強い物炊いたら部屋に染み付きそうだよな… | 
| 正樹: | で、どうするんですか? | 
| ごろぉ: | どうするって… 喰うんだろうが。 ホレ、開けてみ | 
| 正樹: | ハイハイ…![]() …わ  | 
			
| ごろぉ: | おお… 見事にそのまんまだな | 
| 正樹: | なんていうか…お米の対流とかでもう少し混ざると思ってたんですが | 
| ごろぉ: | 古い炊飯器だしな…まぁいいさ。 さ、よそってみようか  | 
			
| 正樹: | アンタ、終始動く気無いのか…![]() 微妙… 茹でたソーセージ乗っけたのと変わりませんね  | 
			
| ごろぉ: | そうだなぁ… まぁ、食ってみるか | 
| 正樹: | 食べるのは貴方なんですかい | 
| ごろぉ: | ![]() ふむ… 何ていうか…茹でたものより、歯応えがねぇな  | 
			
| 正樹: | そうですか? | 
| ごろぉ: | 長く加熱してたからかな…ふにゃふにゃした感じだ | 
| 正樹: | そうですか… 味は? | 
| ごろぉ: | …なんか、炊く時塩でも振っとくべきだったかな。 物凄く薄くソーセージの味がするけど… 基本的には無味だな ソーセージの方も、味が抜けちゃって、微妙… 茹でて乗っけた方が普通に旨いな  | 
			
| 正樹: | …食べなくて良かった | 
| ごろぉ: | 何言ってんだ? 普通、料理番組でリポーターが一口二口食べた料理は、番組スタッフが片付けるものだぞ | 
| 正樹: | え…僕が残りを食べるんですか? | 
| ごろぉ: | もちあたぼうよ。 頑張ってな〜 俺はカップ麺でも食うわ  | 
			
| 正樹: | …最後までこういう役割なんですか… |